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 「歎異抄(たんにしょう)」はどんな聖典ですか?
いま一番よく読まれている宗教書は、仏教では「歎異抄」、キリスト教では「聖書」だそうです。「歎異抄」とは、文字通り「異なるを嘆くの抄」です。
 この書に記録された親鸞聖人の法語の多くは、聖人の晩年、おそらく八十歳を過ぎてからのもののようです。日常、若い門弟とのあいだにかわされた、何の飾り気もない率直な対話のなかに、人間親鸞の息吹が伝わってきます。
 『歎異抄』とは、九十年にもわたる苦難の生涯を、ただひとすじに人生を追い続けた希代の宗教者、親鸞聖人の心の軌跡をあざやかに記しとどめた聖典なのです。

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