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広げよう お念仏の声満ちる社会へ

永代経(永代供養)のご案内

●納骨の場所を探しておられる方
 @墓を購入しても後々に受け継いでお参りしてくれる人がいないので不安。
 A業者が管理する墓地公園ではなく読経が聞こえるお寺の境内地にお墓が欲しい。
 B故人の命日に永代にわたり読経してもらいたい。
 C墓を共有墓へ移動してもらいたい。
※以上のような悩みをお持ちの方は気楽にご相談ください。(全国より承っております)

  永代経とは、“永代読経(えいたいどっきょう)”の略で「末永く(永代に)お経が読まれる」という意味です。
そこからまた「お寺が存続し、み教えが繁盛し続けるように」という願いが込められた意味にもなります。
●お寺が護持されること
●そこで子や孫が代々にわたってみ教えを聞き慶ぶこと

 
そうした願いと志を持って、ある程度まとまったお金や、仏具などをお寺に納めるのが「永代経懇志」であり、その報恩の行為を受けて、お寺が開く法要が「永代経法要」であるわけです。
「永代経を上げる」という場合の“永代経”は「永代経懇志」のことですし、「永代経が勤まる」といえば「永代経法要」をさしています。
 この法要は、「報恩講法要」に次いで盛大に勤めるお寺が多く、おおむね年1、2回、春や秋に行われます。
 また懇志については、故人への追慕から納められる場合がほとんどで、
表書きには「永代経志」などの文字の右肩に、故人の法名を記したりします。これは“故人のために納める”というのではなく、故人の「永代にみ教えが伝わるように」との意志を受けた施主が“故人になり代わって納める”からです。くれぐれも“故人への追善供養”と誤解しないで下さい。
 さらに、いったん納めてしまえば“責任が果たせた”と考えるのも困ります。ある方など「永代経を納めましたので、お参りに行かなくてもちゃんとお経を上げて下さるので安心です」と話していましたが、これでは永代経も台なしです。み教えを私に伝えて下さったご先祖の遺徳を偲(しの)び、何より私自身が聞法に励んで、慶びを子孫に伝えていく、これでこそ永代経といえるのです。

 

永代経特別懇志進納のお知らせ

 
当山報徳寺では毎年永代経法要がおつとめされます。この法要は幾世代もの前から、死別した故人への篤い思いを縁のある寺院で経典が拝読されることを願い、永代経懇志を進納頂いたことに支えられて営まれている法要であります。
 永代経ご進納者は、自らが進納した懇志によって法要が営まれ、
そこでの参拝者に「法施」をして頂いたことになり、同時に寺院を護持する「財施」をして頂いたこととなります。
 この度、報徳寺では故人の命日に読経を永代続ける永代経特別法要を用意させていただきました。
 その最初の法要を
「開(かい)闢(びやく)法要」kaibyaku.PDF へのリンク)と言います。「物事のはじまり・世界のはじまり」という意味があるため、永代経ご懇志をご進納いただきました皆さまに対し、新に仏縁に遇っていただく法要として行わせていただきます。
 また、
「遠方で墓参りができない」「墓地を持っていても、後々受け継いでくれるものがいない」「故人の命日に永く読経を望んでおられる方」など不安と悩みを抱えておられる方は気楽にお寺にご相談ください。
この永代経特別法要は自らの人生の拠りどころとした阿弥陀さまの教えを、幾世代もの先にまで伝えたいとする尊い行いであります。
 次代に続く子孫たちはきっとこの願いと働きに導かれて遇い難き阿弥陀さまに遇うことができるでしょう。

永代経(永代供養)進納額                                                                        

写真に向かって右側から
壱越金(いちこつきん)、
経机(きょうじょく)、
永代経過去帳(かこちょう)です。
永代経を進納していただいた方には
この過去帳に法名、俗名を記載し
毎月の命日に読経いたします。

種 類 
開闢法要
初回の法要 
命日読経
(期間)  
進納額    総永代経法要
毎年4月29日の法要
第一種
永代経 
七条袈裟着用
登礼盤
降礼盤作法
三奉請・表白
無量寿経 
●故人法名を
 法名帖に記載
◆毎月の命日に個別読経
 (年12回50年間)
◆年回法要(無量寿経)
(100回忌まで)
永代経
100万円以上  
故人法名を軸に記載し
左余間に掛け
毎年総永代経を勤める 
第二種
永代経 
七条袈裟着用
登礼盤
降礼盤作法
三奉請・表白
無量寿経 
●故人法名を
 法名帖に記載
◆毎月の命日に個別読経
 (年12回30年間)
◆年回法要(無量寿経)
(100回忌まで) 
永代経
50万円以上  
故人法名を軸に記載し
左余間に掛け
毎年総永代経を勤める 
第三種
永代経 
色衣五条着用
登礼盤
降礼盤作法
三奉請・表白
観無量寿経 
●故人法名を
 法名帖に記載
◆祥月命日に個別読経
 (年1回20年間)
◆年回法要(観無量寿経)
 (50回忌まで) 
永代経
30万円以上 
故人法名を軸に記載し
左余間に掛け
毎年総永代経を勤める
第四種
永代経  
色衣五条着用
三奉請・表白
阿弥陀経
● 故人法名を 
 法名帖に記載
◆年回法要(阿弥陀経)
 (50回忌まで) 
 永代経
10万円以上
故人法名を軸に記載し
左余間に掛け
毎年総永代経を勤める 
※特例として親類縁者がいない場合にかぎり第四種永代経を設けました。

 

  • 納骨について

  •  納骨には2種類あります。一つは墓地に納骨する方法です。その中で寺院墓地と共有墓安穏に納骨する方法があります。寺院墓地(永代使用墓地)は各自で購入された墓地に納骨する方法です。
     共有墓安穏は墓地をお持ちでない方など諸事情で購入されない方のために用意しております。特徴は文字通りみんなで共有していくお墓です。恒に墓にはお花が上がり、線香の香りが漂っています。コスト面でも納骨の費用だけであらたに墓を購入する必要がなく管理費もかかりません。後々お墓を建てても家族が見てくれるか不安に思われている方などには安心できるお墓です。
      もう一つは京都本願寺大谷本廟への納骨(分骨)です。大谷本廟は浄土真宗の開祖親鸞聖人のお墓があるところです。その同じ地に分骨をします。無量寿堂のなかに報徳寺の納骨堂を購入しておりますのでそこへ納骨していただきます。宗祖親鸞聖人のご廟所(大谷本廟)に納骨させていただくことによっていつお参りさせていただいても仏縁に遇わせていただくことができます。
     納骨の時期についてですが、報徳寺では葬儀の翌日、満中陰法要に納骨される方がほとんどですが、特に決まっていません。納骨の前に住職に相談されるとよいでしょう。
  • 大谷本廟に納骨(分骨)される場合住職同行する場合と家族だけで行かれる場合とどちらかお選びください。
     また、住職同行の場合は前もってお寺にご相談ください。よろしくお願いいたします。納骨にかかる諸費用は下記の通りです。
                                                             
    【家族で行かれる場合】
     報徳寺本堂でお勤めをしてからお骨を専用の容器に移し、所定の用紙に必要事項 を記入していただきます。そのとき詳しいことを説明させていただきます。
    ●御布施  3000円以上(報徳寺本堂でのお勤め)
    ●納骨料金 20000円 (次回購入のための納骨堂積立金)
    ●容器代  1000円  (お骨を入れる専用容器)
    ●読経申込 5000円〜(希望者 大谷本廟での読経料)

    【住職同行の場合】
     報徳寺本堂でお勤めをしてからお骨を専用の容器に移し、所定の用紙に必要事項 を記入していただきます。納骨の日時についてはお寺と相談してください。
    ●御布施     3000円以上 (報徳寺本堂でのお勤め) 
    ●納骨料金    20000円以上 (次回購入のための納骨堂積立金)
    ●容器代      1000円 (お骨を入れる専用容器)
    ●礼拝堂使用料  10000円以上(大谷本廟の礼拝堂の使用料)
    ●御布施     20000円以上(住職による大谷本廟でのお勤め)
    左の画像は大谷本廟の礼拝堂です。こちらは広く多人数の参拝が可能です。
     住職同行の場合こちらの礼拝堂をお借りして法要を行って納骨をします。ただ、礼拝堂等は三カ所ありますが曜日によって重なりますので前もって予約が必要ですのでお寺と相談してください。
  • ●行き先 大谷本廟 
         京都市東山区五条橋東6丁目514 
     ※まず本願寺にお参りしてから大谷本廟に納骨して下さい

    ●大谷本廟へのアクセス
     印刷用循環バスについて
  • 墓地は大きく分けて公園墓地(民営墓地)、公営墓地(市営墓地)そして寺院墓地の3つあります。当墓地はもちろん寺院墓地で朝夕のお勤め(読経)が墓地に響きわたります。浄土真宗を信仰する者にとって本堂の隣に墓地があるのは何よりだと思います。報徳寺では只今墓地(残り20基、1区面90p四方)の受付しております。
    恒に線香の香りが漂う「共有墓安穏」のご案内
    近年核家族化・少子高齢化が進み将来お墓を見てくれる人がいない、と不安を感じておられる方に「共有墓安穏」(合祀墓)を用意いたしました。墓地の入り口にあり毎日誰かお参りされ、寺院で管理しているので華(墓花)を枯らすことなくいつも綺麗な状態で線香の香りが漂っています。近年中に拡張工事をいたしますのでお考えの方は報徳寺までお気軽にご相談ください。
     お墓参りでは、亡き人をご縁として私が阿弥陀如来さまのみ教えを聞かせていただくことが大切です。阿弥陀如来さまは、あらゆるものに「決してむなしく人生を終わらせはしない、必ず浄土に往生させよう」と誓いを建て、すべての功徳を「南無阿弥陀仏」と成就されました。その「南無阿弥陀仏」は、いまは亡きあの方にも届いていました。もちろん、いまここにお参りさせていただいている私にも届いてくださっています。
  • お墓は、故人を偲ぶご縁となるものであり、故人もご遺族の方々も、共に阿弥陀如来のお慈悲のなかに包まれていることに対して、感謝の思いをめぐらすためのご縁となるものです。
  • お参りの際には、ご本尊をご安置して礼拝(らいはい)します。
  • お墓を建立させたときには、建碑法要(けんびほうよう)を行います。
  • 浄土真宗では、特定の時期に、お墓を建てなければならないというようなことはありませんし、いわゆる墓 相などを占うというようなことも一切ありません。このほか地蔵菩薩像や宝塔なども建立いたしません。
  • 石碑の正面には、「南無阿弥陀仏」(なもあみだぶつ)か『仏説阿弥陀経』の「倶会一処」(くえいっしょ)のご文などを刻みます。「○○家之墓」とは刻みません。他の面に、俗名、死亡年月日、年齢、建立者名(○○家之墓)を刻みましょう。
  •                               

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